舞草神社を訪ねる

 奥州は、上古刀の時代から蕨手刀など独特な刀剣類の産地であり、朝廷側の刀剣とは異なった独自の刀剣文化が栄えていました。

この異なる刀剣文化が時代を経るに従い混交、昇華され、「日本刀」の完成を見たのではないかという説があります。

 今回訪問した舞草神社は、そんな奥州の刀工一派である舞草鍛冶と深いつながりのあるといわれている神社です。

東北の刀工は舞草、月山、玉造とありますが、古いところの作品があまり現存せず、不明なところの多い集団です。分からないからこそ、遠く刀の歴史を想うロマンがあるとも言えます。

 

 神社東参道沿いには、鍛冶遺跡もあります。今や当時の面影はありませんが、鉄滓が出るそうです。

 平泉駅からタクシーで15分ほど。往復で8000円くらい。

平泉、一関市内でも、舞川地区の人以外にはほとんど知られていないため、場所の分かる運転手さんを探さないとたどり着けない可能性があります。

 

 また、厳美渓の方に行くと一関市博物館があり、こちらで舞草刀が展示されています。

 

 新幹線で古川まで戻り、ローカル線で有備館まで行くと、中鉢美術館があり、こちらでも舞草刀や月山、玉造系などの奥州刀が展示されています。

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