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内容

初心者講座改め 刀剣基礎講座、はじめました

 

刀を基礎から勉強してみたい方向けに、平成27年(2015年)から定期的に「初心者講座」という催しを開催していました。当初は関東1か所だった活動も、少しづつ開催地を増やし、回数を重ね、2022年度末の時点で

・東京 31回

・宮城 11回

・愛知 23回

を数えるまでに成長しました。

いずれも盛況で、こういった活動自体は今後も各地で継続して開催していく予定なのですが、色々と新しい試みをしたり、参加者の意見を拾い上げたりと、その内容や形式が変化・進化しつづけています。

​また、開催地が増えるに従って、同一名称なのに内容が微妙に異なるといった事態も出てきました。

そのため、より参加者さんにとってわかりやすい名称にしたい!という思いから、2023年度より「初心者講座」を「刀剣基礎講座」という名称に変更することにいたしました。

基本的な方向性は変わりません。

初めて刀に触れる方、刀の知識に自信がない方、大歓迎です。部位の名称を1つ1つおさえたり、基本的な取り扱いを学んだりするところからやってゆきます。

個人個人の理解度やレベルに合った内容をお伝えするよう心がけています。

日本刀を学びたい方であれば年齢・性別・刀についての知識の度合いは問いません。(※ 中学生以下は保護者同伴必須)

どうぞお気軽にご参加ください。​

 

※基礎講座には、入会する・しないといったものは存在しません。

 入会する・しないが存在し、年会費制なのは 各刀剣会 です。

 基礎講座の参加は会員であっても任意のため、ご入会後でもつど参加費がかかります (ただし会員割引適用)。

​刀剣基礎講座 内容

以下のレベルにわかれます。

・刀剣基礎講座 初級編

・刀剣基礎講座 中級編

・刀剣基礎講座 上級編 (会員限定)

≪初級編≫

① 各部の名称

② 基本的な刀の取り扱い

③ 刀の手入れ

④ 拵の分解・組み立てのやり方

⑤ 鑑賞方法

⑥ 種別・造込み等

⑦ 姿・各時代ごとの違い

⑧ 地鉄・刃文・茎・銘

etc.

1回で上記全てをお伝えしきることはできないので、初回参加の方はこの内容、2回目参加の方はちょっと進んでこの内容、3回目の方は… といった感じで、何回か参加していただくうちに上記内容が全体的に把握できるようになっています。

まずは1回遊びにいらしていただいて、楽しいなと思われたら継続してご参加いただけたら嬉しいなと思います

当会に入会しバリバリ勉強されていても、自主的に初級編に参加される方が多数いらっしゃいます。それだけ基本の内容でも奥深く、自らのレベルが上がるごとに新しい発見があるものなのです。

≪中級編≫

※2023年5月から当面の間東京のみで開催※

​※2023年7月から愛知基礎講座でミニ中級編を開催スタート※

テーマに沿った刀を何本か並べ、実際に手に取ったり解説を聞いたりしながら刀を鑑賞し、学びます。

​過去に開催したテーマの例

​・時代をさかのぼってゆくシリーズ

 ・現代刀編

 ・新々刀編

 ・新刀編

 ・末古刀編

 ・応永編

・沸と匂

・刀の見方

etc.

​こちらも連続してのご参加推奨です。特に時代をさかのぼってゆくシリーズは、継続してご参加いただくことで一連の流れが概観できるようになっております。

繰り返し開催しているテーマもありますが、同じテーマでも参加した時のレベルによって見えてくるものは全く異なります。

まずはお試しで、楽しいなと思われたら是非また遊びにいらしてください。

​この中級編は、もちろん参加したい方だけの自由参加なのですが、ほとんどの会員さんが毎回参加されています。

≪上級編 (会員限定)≫

当会は全く刀の知識がない方もご参加・ご入会大歓迎。そのため、入会してくださった方には刀の勉強を始めたての方がたくさんいらっしゃいます。

当初はそういった、入会したての初心の会員さん向けのフォローとして始まったものでした。刀剣会だけでは置いてけぼりになりがちな初心の会員さんの理解を深め、点と点を繋いで線にするような内容で、初心の会員さんのみならずかなり刀をやり込んだ会員さんも開催を待ち望んでいる催しです。

​参加受付中の基礎講座

 

≪内容≫

 ≫初級編…前述のとおり、刀の部位の名称や、基礎的な刀の取り扱いから学びます。参加者のレベルや参加回数に合わせて対応します。

 ≫中級編…毎回テーマを設け、テーマに沿った刀を鑑賞します。3/2(日) 東京 基礎講座のテーマは 江戸の新々刀

​新々刀 とは、江戸時代後期の約100年間に作られた刀のことです。

有名な刀工としては源清麿、水心子正秀、大慶直胤などがいます。

江戸の新々刀を実際に手に取って、学んでみませんか?

ちょうど3/8(土)から、刀剣博物館(東京 墨田区)にて、前述の3名工をテーマとした展覧会も開催されるので、予習にもぴったりです。

刀を触ったことが無い方は、持ち方や鑑賞方法からお教えいたしますのでご安心下さい。​

≪日程・場所・参加費≫

※ 学割の適用対象は大学生以下、もしくは20歳未満の方です。

▶ 3月2日(日) 第42回 東京 基礎講座 初級+中級編 テーマ「江戸の新々刀」

場所:東京都 月島
時間:初級 10:00~12:30/中級 13:30~17:00
参加費:初級+中級 4000円/学割 1000円​

    初級のみ 3000円/学割 500円

内容

午前の初級は基礎的な刀の取り扱いを学びます。

午後の中級は「江戸の新々刀」を何本か並べ、実際に手に取って鑑賞し、学びます。

▶ 3月8日(土) 宮城 基礎講座 初級編+下緒の結び方

場所:宮城県 仙台

時間:11:00~13:00

参加費:2000円/学割1000円

内容:基礎的な刀の取り扱い+下緒の結び方を学んでみましょう。

※ 同日・同建物にて13:00~刀剣会も開催。(13:00~14:00は食事休憩)

  当日、基礎講座に参加してみてから刀剣会にも参加するかを決めることもできます。

▶ 3月23日(日) 愛知 基礎講座 初級編+下緒の結び方

場所:愛知県 名古屋

時間:10:00~12:00

参加費:2000円/学割1000円

内容:基礎的な刀の取り扱い+下緒の結び方を学んでみましょう。

※ 同日・同建物にて13:00~刀剣会も開催。(※12:00~13:00は食事休憩)

  当日、基礎講座に参加してみてから刀剣会にも参加するかを決めることもできます。

参加受付中の基礎講座

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